「徹夜おどり」で有名な「郡上踊り」を皆さんご存じでしょうか?あの郡上ネギでも知られるな岐阜県の郡上市八幡町で行われるお祭りです。実はこのお祭りは、8月13日(水)~16日(土)に行われる「徹夜おどり」はよく知られていますが、この4日間以外にも各町内の縁日にちなんで、盆踊りが開催されているのです。「徹夜おどり」がメインとなり取り上げられることも多いですが、その日以外のイベントについての魅力もお伝えしていこうと思います。
郡上踊りとは
岐阜県郡上市八幡町市街地で、7月12日(土)~9月6日(土)の長い期間の日程で開催される盆踊りのお祭りです。日本三大盆踊り(徳島の阿波踊り・秋田の西馬音内盆踊り・岐阜の郡上踊り)の一つで、2022年にはユネスコ無形文化遺産に登録されています。
また、8月13日(水)~16日(土)に行われる盂蘭盆会(うらぼんえ)という、徹夜おどりがメインイベントとして、沢山の人が集まる大きなお祭りです。
県内、県外各地から沢山の方達が訪れます。
この、徹夜おどりで知られる郡上踊りですが、実は7月12日(土)から9月6日(土)までのロングランで開催されるお祭りなのです。知っていましたか?
その、祭りの特徴や、歴史、徹夜おどりの盂蘭盆会(うらぼんえ)以外の日に開催される盆踊りの魅力についてもご紹介したいと思います。
徹夜おどりの開催日に、予定が合わず行くことができない人も、この32夜で行われている各地の盆踊りに参加して、踊ることもできます。
踊りの種類もなんと10種類。知らなくても、完璧に踊れなくても大丈夫。何度も踊る機会があるので、会場で見よう見まねで踊っていたら覚えるでしょう。講習なども行っているようなので、完璧に踊りをマスターして、楽しみたいという方は、その日程もチェックしておくとよいでしょう!
郡上踊りの日程と主催者情報
郡上踊り | |
日程 | 2025年7月12日(土)~9月6日(土)
盂蘭盆会(うらぼんえ)↓↓ 2025年8月13日(水)~8月16日(土) |
場所 | 岐阜県郡上市八幡町市街地 |
MAP | |
主催者 | 郡上おどり運営委員会 |
問合せ | 郡上八幡観光協会
0575-67-0002 |
縁日おどり 日程
7月 | 縁日 | 会場 | |
12日(土) | おどり発祥祭
(おどり流し 午後7時20分~) |
旧庁舎記念館前 | |
16日(水) | 田坂神社天王祭 | 上殿町 | |
19日(土) | 下柳町神農薬師祭 | 旧庁舎記念館前 | |
20日(日) | 常盤電機地蔵祭 | 旧庁舎記念館前 | |
26日(土) | 犬啼水神祭 | 旧庁舎記念館前 | |
27日(日) | 毛付市 赤髭作兵衛慰霊祭 | 積翠園前 | |
28日(月) | 毛付市 岸剱神社川祭・凌霜隊慰霊祭 | 城山公園 | |
30日(水) | 乙姫水神祭 | 旧庁舎記念館前 |
8月 | 縁日 | 会場 | |
1日(金) | 大乗寺三十番神祭(小中学生おどり発表会 午後7時~予定 | 本町 | |
2日(土) | 山内一豊夫人 千代の夕べ | 城山公園 | |
3日(日) | およし祭 | 下殿町 | |
4日(月) | 城山地蔵祭 | 大手町 | |
5日(火) | 宝暦義民祭 | 積翠園前 | |
7日(木) | 洞泉寺弁天七夕祭 | 本町 | |
8日(金) | 越美南線開通記念祭・郡上市人権の夕べ
※郡上八幡ゆかたの日 |
郡上八幡駅前 | |
9日(土) | 秋葉祭 | 今町 | |
10日(日) | 恵比寿祭(個人おどりコンクール 午後8時~予定) | 新栄町 | |
11日(月) | 秋葉祭・嵐璃橘之丞慰霊祭 | 下日吉町 | |
13日(水) | 盂蘭盆会(午後8時~翌朝4時まで) | 新町~橋本町 | |
14日(木) | 盂蘭盆会(午後8時~翌朝5時まで) | 新町~橋本町 | |
15日(金) | 盂蘭盆会(午後8時~翌朝5時まで) | 橋本町~新町 | |
16日(土) | 盂蘭盆会(午後8時~翌朝4時まで) | 本町 | |
18日(月) | 十八観音祭 | 下愛宕町 | |
19日(火) | 日吉神社祖霊祭(団体おどりコンクール 午後7時30分~予定) | 立町 | |
20日(水) | 宗祇水神祭 | 本町 | |
23日(土) | 小野天神祭 | 八幡神社 | |
24日(日) | 枡形地蔵祭 | 上枡形町 | |
30日(土) | JC祭 (変装ナイト 午後7時~予定) | 新町 | |
31日(日) | 女性の夕べ | 新町 |
9月 | 縁日 | 会場 | |
6日(土) | おどり納め(屋形おくり提灯行列 午後11時~) | 新町~今町 |
《おどり時間》
- 平日・日曜 午後8時~午後10時30分
- 土曜 午後8時~午後11時
七大縁日
ここで知っておきたいこと。
このシーズン中の縁日の中でも、江戸時代後期に七大縁日として定められていたお祭りがあります。
七大縁日 | |
7月16日 | 天王祭り(八坂神社) |
8月1日 | 三十番神祭(大乗寺) |
8月7日 | 弁天七夕祭り(洞泉寺) |
8月14日~16日 | 盂蘭盆会 |
8月24日 | 枡形地蔵祭り(枡形町) |
この日は重要なイベントとして位置づけされていて、この日には「おどり屋形」が設置されます。踊りも、大変盛り上がりを見せます。伝統や、郡上踊りの雰囲気を存分に味わうことが出来るでしょう。
「縁日おどり」の魅力
祭り期間中、各町内の縁日に合わせて盆踊りが開催されます。その中でも、13日(木)~16日(土)の4日間で行われる徹夜おどりの「盂蘭盆会」は、メインイベントとして大変盛り上がります。
この4日間は、人が集中して踊りにくるので大変混み合います。大勢で踊りお祭りのボルテージがあがり楽しめるのはもちろんですが、人混みが苦手・・・という方もいますよね。そのような方は、盂蘭盆会の4日間以外の日程に合わせて会場に向かわれると、比較的にゆっくりと踊りを楽しむことができます。
また、地元の方達と深く交流できることも魅力の一つです!!踊りを教えてくれる優しい人もいらっしゃるようです。
縁日屋台もでますので、食べて飲んでお祭りを楽しめます。
祭りの歴史
郡上踊りは、400年という歴史があります。平安時代に広がった念仏踊りがルーツとされ、江戸時代初期に領民の融和を図るために城下町で踊られました。
各地域で踊りが踊られ、そこでは人々の出会いや友情が育まれる、唯一の社交場だったようです。
今では沢山の観光客が訪れるお祭りとなっていますが、地元の方達が奇策に踊りを教えてくれたりする風景は、昔から出会いを楽しむという目的があって行われたという名残が、今でもしっかり継承されているのだと感じます。各所には着物のレンタルや、着付けをしてくださる呉服店や、下駄の販売を行う店があります。踊りを教えてくれる講習会があったり、郡上の方達と触れる機会が沢山あります。
わからないことがあっても、お店の人に聞くと教えてくれたり、笑顔で見送ってくださったりするのでしょう。観光気分も楽しめますし、沢山の人との出会いが、思い出となり、これからもご縁につながり続いていくことでしょう。
歓迎モード全開で郡上市の方達は、郡上踊りのお祭りの世界に誘導してくれるでしょう!!
是非、今年は新しい出会いを求めて、郡上踊りに行ってみてはいかがでしょうか♡
郡上のいいところ
豊かな自然と、風情のある街並み、郡上踊りなどの伝統文化が魅力的です。
自然に囲まれ、風情のある街並みがとても癒されるところです。
町を散策しながら、祭り気分に浸れます。いろんな地域の盆踊りに参加して、各町それぞれの魅力を感じて楽しんでください。
まとめ
郡上踊りの「縁日おどり」にスポットをあて、ご紹介致しました。
縁日おどりに数回足を運ぶと、もう徹夜おどりでは完璧に踊りを踊れることでしょう。
是非、郡上の人情に触れ、踊りを楽しみ、良い思い出を作ってください!
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