「おてんのさん」の愛称で親しまれている吉原祇園祭が今年も6月14日(土)、15日(日)の2日間で行われます。
近くに富士山を望むことができる、静岡県富士市の吉原地区の有名な祭りで、毎年20万人以上の来場者数を誇る、東海一の祇園祭と言われる大きな祭りです。
旅行にはもってこい!初めて行く方にもわかりやすく、祭り会場までのアクセスや、祭り期間中の同時開催イベントについても詳しくご紹介致します。
吉原祇園祭の概要
静岡県富士市吉原地区の吉原商店街の周辺で行われ、「おてんのさん」という愛称で親しまれる東海一の祇園祭です。
毎年6月の第2土曜・日曜に開催され、20万人以上の人達が祭りに訪れます。
江戸時代に疫病が流行っていたころ、疫病退散・悪霊退散を祈り始まったとされ、今でも健康と安全を祈り祭りが執り行われます。
350年余りの歴史があり、もともと宿場町として栄えていた吉原町。
各地の祭りの様式が混じり合い、成り立った特徴ある祭りです。
吉原25町と6つの神社が連合して行われます。
見どころは、21台の山車・屋台の引き回しと、荒々しく担がれる神輿。
様々な型の山車をみることができるのがこの祭りの特徴で、21台の山車が1kmほどの本町通りに集合する風景は圧巻です。
引き回しでは、山車同士がすれ違う時に、強烈な囃子の音で競い盛り上げるところも見どころの一つです。
神輿は「けんか神輿」と言われ、神輿同士をぶつけ合ったり、荒々しく神輿を揺さぶったりします。これには、スサノオノミコト(荒神)の神輿であることと、また笹の葉で覆った神輿をゆすぶることで、災厄を防ぎ祓うという意味があります。
神輿の笹をもって帰り、家の軒先に飾ると厄払いになると言い伝えもあるのですよ!
それから、吉原商店街に約1kmにわたり200軒以上の露店が立ち並びます。歩行者天国となり、とても賑わいます。
定番の食べ物はもちろん、玩具の販売などもあります。子供さんも楽しめるないようです。
混雑は間違いなし!!少しでもスムーズに行動でき、余裕をもって祭りを楽しめるように、情報を共有したいと思います。早めに移動するなど計画をしておくことをおすすめします。
日程
吉原祇園祭(おてんのさん) | |
日程 | 2025年6月14日(土)、15日(日) |
場所 | 吉原商店街周辺 |
MAP | |
主催 | 吉原祇園祭実行委員会 |
お問い合わせ先 | 一般社団法人富士山観光交流ビューロー(新富士駅観光案内所)
0545-64-2430 |
同時開催イベントについて
祭り期間中、様々なイベントが開催されますのでご紹介します。
おてんのさん六社詣 花手水めぐり
●日時:6月13日(金) 17:00 ~ 6月15日(日)21:00
●場所:木之元神社・天神社・八坂神社・山神社・八幡宮・和田八幡宮
場所はこちら↓↓を参考にしてください。
R6おてんのさんマップ (吉原商店街振興組合より)
JinCafe (富士市鈴川本町11-20/岳南電車吉原駅北口そば)
●内容:神社や寺院の「手水舎」に綺麗な花を活けてあるものを「花手水(はなちょうず)」といいます。六つの神社を巡って、綺麗な花手水をご覧になれます。
そして、JinCafeさんでも花手水が設置されるそうです、JinCafeさんは、2024年に古民家をリノベーションしてオープンしたカフェとカレーのお店です。
清く澄んだ空気の中、綺麗な花が活けてあるのを眺めて、気持ちも華やかになる風景です☆
「うわぁ~!!」という声が聞こえてきそう!とても素晴らしい演出です。
夜はライトアップされるそうです。筆者は花好きなので、この神聖な場所に行って綺麗な花を見てみたいなと思っています。
インスタグラム♡ @fujisan.hcz
紫陽花ぼうる
●日時:6月13日(金)16:00 ~ 6月15日(日) 21:00
※14日(土)、15日(日)は両日の16:00~ 「和傘×紫陽花ぼうる」
●場所:岳南江尾駅(がくなんえのおえき)
●内容:紫陽花ぼうるとは、透明の丸いガラスの器の中に紫陽花を浮かべたもので、とても涼し気で幻想的な空間を演出します。16:00から和傘が飾られ、こちらも風情のある演出です。夜はライトアップされるので、またそれは、それは綺麗なことでしょう。
交通規制
吉原商店街の一部区間の、吉原本町通りは歩行者天国になるため交通規制が敷かれます。
令和6年を参考
アクセス
◇公共交通機関◇
岳南電車「吉原本町駅」下車すぐ
◇車◇
東名高速富士ICから国道139号経由約3km5分
新東名高速新富士ICから約7分
駐車場
公共交通機関の利用をおすすめします。
車でお越しの際は、近くの有料パーキングに駐車することになります。
交通規制が敷かれるので、混雑を招かないようご協力をお願い致します。
周辺のおすすめ観光地♡
白糸の滝
富士山の雪解け水が湧きだし、約150mある滝幅を水が流れていく様子が、白い糸のようにみえてとても綺麗な風景です。年間通して、四季折々の景色が見られ自然を思いっきり味わえる場所。自然に触れたくなったら、是非行ってみてください。
近くには、「あさぎり温泉 風の湯」があります。旅行には温泉も欠かせませんよね。
自然に触れて、温泉に入ってリフレッシュできそうです。
富士山本宮浅門大社
女性のパワースポット巡りにおすすめ!
ご祭神は木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)美の女神!!
厄除開運、良縁祈願、火除け、五穀豊穣、安産、縁結びの様々な御利益がありますが、特に、美の神様らしく、女性の幸せや美の御利益を授かることができます。
富士サファリパーク
富士サファリパークには、60種類・900頭の動物が自然の中で自由にのびのびと生活しています。
マイカーや園内周遊バス、ナビケーションカーで周る「サファリゾーン」と、歩いて見学する「ふれあいゾーン」があり、動物と間近で触れ合えることができます。
引用:https://www.fujisafari.co.jp
◇入園料◇
〈一般〉
- 大人(高校生以上)3200円
- 子供(4歳~中学生)2000円
- 幼児(3歳以下)無料
- シニア(65歳以上)2500円 ※証明書が必要
〈MySAFARI会員〉
- 大人(高校生以上)2700円
- 子供(4歳~中学生)1700円
- シニア(65歳以上)2500円 ※証明書が必要
〈障害者〉※証明書必要
- 大人(高校生以上)1600円
- 子供(4歳~中学生)1000円
- シニア(65歳以上)1600円
営業時間
営業時間はバラバラで急に変更されることもあるので、確認が必要です。
終了時間は16:30で変わらないようですが、開始時間が(6:30~・8:00~・8:30~・9:00)とバラバラです。営業時間のカレンダーが公式のサイトに掲載されていますので確認をしてください。
各イベントの料金などの詳細も公式サイトでご確認ください。
こちら↓↓
まとめ
「吉原祇園祭」期間中の同時開催イベント、「おてんのさん六社詣 花手水巡り」と「紫陽花ぼうる」についてのご紹介と、交通規制情報、アクセス情報、近隣おすすめ観光地をご紹介しました。
花手水巡りと、紫陽花ボウルは、今人気を集めているようです。
インスタグラムでも、綺麗な写真を沢山紹介してありますので、見てみてください♡
「吉原祇園祭」見どころや、祭りの詳細などこちら↓↓でご紹介しています。

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