たけた竹灯籠「竹楽」2025 日程と場所、竹灯籠の魅力や駐車場と交通規制情報を紹介!

イベント

竹楽(ちくらく)」は大分県竹田市の、竹田城下町で行われる竹灯籠の催しです。
岡城・城下町もみじフェスタの開催期間中に行われるメーンイベントとして開催され、幻想的な空間に癒しを求めて、毎年十数万人の方が来場します。
今年、2025年は11月21日(金)~23日(日)の3日間で開催予定です。
竹田市の活動に加えて、開催の目的や竹灯籠の魅力、開催場所や駐車場、交通規制の情報まで、わかりやすくご紹介致します。

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たけた竹灯籠「竹楽(ちくらく)」とは

大分県竹田市の竹田の城下町で行われる竹灯籠の催しです。
岡城・城下町もみじフェスタの開催期間中に行われるイベントで、柔らかな灯りに囲まれて、幻想的な風景を作り出す竹灯籠を一目見ようと沢山の方が会場に足を運びます。

大分県は日本一の真竹産地として知られ、竹細工が有名です。
竹田市は約70%が山林で占められ、豊かな自然環境に恵まれています。
竹田市では、農村環境の保全や商業の活性化に向けて様々な取り組みを行ってきました。もみじフェスタや里山ウォークなどのイベントを実施したり、「里山保全百年計画」という100年先の町づくりを見据えたイベントなどの取り組みをしています。

これは、竹は成長が早く伐採しても再生を繰り返します。放置される竹林が問題となり、環境問題の解決の為に定期的に沢山の竹を伐採しないとなりません。伐採をした役目を終えた竹の再利用を目的に、考えだされたのが竹灯籠です。
それから、この竹灯籠を使ったイベントに取り組むようになっていきました。
この「竹楽」イベントのきっかけとなったのが、平成12年に殿町武家屋敷通りに、3000本の竹灯籠を設置したことです。すごく好評だったため、竹灯籠の数を増やし12000本へ、そして、現在の2万本へと増え沢山の人にこの素晴らしさが広まっていきました。

この、2万本の竹灯籠は予定では16時頃に、主催者や地域の方、ボランティアの方達の手で点火されていきます。「マイチャッカマン」を持参すると、点火に参加できるとのことです。詳細は公式ホームページにて、ボランティアの募集がされていますので確認ください。

では、これから「竹楽」の魅力とイベントの詳細をわかりやすくご紹介させていただきます。

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日程・場所

第26回 たけた竹灯籠「竹楽」
日程 2025年(令和7年)
11月21日(金) 16:00~21:30
11月22日(土) 16:00~21:30
11月23日(日) 16:00~21:00
場所 竹田市城下町一円/十六羅漢
開催場所住所 大分県竹田市竹田町寺町
MAP
主催者 NPO法人里山竹活用百人会
問合せ NPO法人里山竹活用百人会(豊後竹田駅構内)
TEL:0974-63-2638

見どころ「竹楽八景」

場所 特徴
十六羅漢(じゅうろくらかん) 「竹楽八景」の中でも、代表する景観。
縁結びの神様が祀られているという、願上院本堂(愛染堂)に続く参道に竹灯籠が並び、沢山の灯りが龍が登っていくような演出を作りだしています。
石段の右側には16体の石仏(十六羅漢)が並んでいるので、そこにも注目。見つけられるかな?またこの時期は紅葉の時期で、ライトアップされた紅葉とのコラボレーションも圧巻される風景です。
滝廉太郎記念館前 「荒城の月」で知られる滝廉太郎のゆかりの地。
音楽と光の融合を楽しめる場所です。
光が音符のように点在し、五線譜に見立てて竹灯籠の配置がされているそうです。
西の宮神社 境内へと続く石段の両側に、竹灯籠が配置されて、石段を照らしています。シャッタースポットとしても人気だそう。飲食エリアが隣接しています。
殿町児童公園 小さい公園みたいですが、ぬくもりと懐かしさを感じられるスポットです。
武家屋敷通り 江戸時代の風情漂う通りです。電柱がない通りで、白壁と土塀に、灯りが写る景観はとても美しいです。
どこからともなく、三味線と琴の音が聞こえてきます。
弥五兵衛坂(やごべえざか) 10m程の長さの坂に、竹灯籠が並びます。
廣瀬神社 神社へとつづく長い階段(100段)に、竹灯籠が設置されます。ダイナミックで圧巻の風景です。
向丁白壁通り 歴史を感じる通りです。
やはりこちらも、蔵や白壁に灯りを照らし、幻想的な空間が出来上がっています。

竹楽八景 MAP

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竹灯籠の魅力

なぜ、竹灯籠はこんなにも見物客を魅了するのか・・・。

竹は、軽くて強度があり、しなやかさと弾力性に富んでいます。
竹細工で、日用品などを作る用途にも使われているのが、有名ですよね。
大分県は全国一の真竹産地であり、竹工芸が盛んです。
伐採した竹を、無駄なく再利用し、地域の活性化に役立てるという考えから環境保全の活動を目的に様々なイベントを実施しきました。

その中でも、竹がメインになる三大祭りが大分県には存在することをご存じでしょうか?

大分三大竹祭り
うすき竹宵 臼杵市 竹でできたぼんぼりの発祥
千年あかり 日田市 日田市の名産(杉・ヒノキ)の森を竹の浸食から守る活動
たけた竹灯籠 竹楽 竹田市 神社仏閣や観光名所などに竹灯籠が設置される

大分県で竹を使った祭りが多い理由は、「放置竹林問題」の解決策の一つとして、伐採した竹を資源として再利用をすること、地域の活性化に役立てる為です。
成長が早く、持続可能な天然資源として活用されることや、竹の特徴を存分に生かした工芸品などを多く生み出し、地域の活性化にも役立っています。

竹の特徴とは・・・

リラックス効果 「テルペン」という芳香成分が含まれていて、心を落ち着かせる効果がある。
しなやかさ・弾力性がある。
自然素材の温かみがある。
造形美を作りだす。
成長が早いので、再生と持続可能な資源となる。
抗菌性・低伸縮性の性質がある。

このような竹の性質があることから、日用品工芸に使用されたり、見て楽しませてくれるものとして、竹灯籠が生み出されました。
竹の中から柔らかな光が外へ放たれ、幻想的な光景を作り出し、癒しの空間で見る人達を魅了するのです。

この、たけた竹灯籠「竹楽」で使用される竹灯籠は、30㎝・50㎝・70㎝の長さに切り分けられた長さが違う竹を3本組み合わせたもので、配置方法も、プロの演出により、灯りの向きや置き方にも工夫され、圧巻の景色が造り上げられます。

竹灯籠の2万本という数と、それに灯った温かみのある灯りがおりなす、空間を是非ともお楽しみください!!

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屋台の内容と出店場所

例年同じ場所で開催されているようです。
竹田の食が楽しめる「スローフード屋台村」や「露店村」などで、食を楽しむことができます。

「スローフード屋台村」は例年、城下町交流プラザ駐車場で開催しています。

こちらを参考に↓↓
竹楽順路マップ(2022年を参照)

スローフード屋台村はその名のとおり、地域の伝統の食べ物が主ですね。
珍しい食べ物があるのでは?と期待できます。
露店村では、定番屋台の食べ物が並ぶのでしょう。

2025年の詳細は、詳しくわかり次第ご紹介します。

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大分の竹細工

《別府市竹細工伝統産業会館》

竹の魅力を体感できる施設

引用:https://bamboo.beppu-tourism.com

大分の竹細工で有名なのが、「別府竹細工」です。
別府市を始め、竹田市にも素晴らしい竹細工を制作される職人さんがいらっしゃいます。

竹細工を見て、作品に魅了され工芸家を目指す人も多いと聞きます。

展示会をされたり、ワークショップを開催されている職人さんもいます。
ご興味がある方は、是非竹細工にも触れてみてください。

温かみがあり、オシャレなものや実用性のあるものが多いので、日常に竹細工を取り入れるのも良し、体験で竹細工に挑戦してみるのも良し、竹の良さに触れてみてください。

職人・作家さんと作品を紹介

竹細工に魅了され、竹を使いアクセサーや、生活雑貨、服飾などを制作される作家さんをご紹介しているサイトをご紹介致します。

竹の魅力が伝わると思います。

こちらのサイト↓↓でご覧いただけます。
https://bamboo.beppu-tourism.com/craftsman/

駐車場

竹田市役所 住所:竹田市会々1650
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竹田市総合運動公園 住所:竹田市竹田1320
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竹田中学校 (土日限定) 住所:竹田市会々3423-1
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シャトルバス

専用駐車場  JR豊後竹田駅 区間
運行時間: 16時~21時半
利用料金: 高校生以上500円、小中学生200円

◎竹田市役所 ⇔ JR豊後竹田駅

◎竹田市総合運動公園 ⇔ JR豊後竹田駅

◎竹田中学校 ⇔ JR豊後竹田駅

交通規制

場所:竹楽会場内 15時~22時(一部17時から)

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まとめ

いかがでしたか??

竹の魅力伝わったでしょうか?
とにかく竹灯籠の数と演出が半端なく、素晴らしい空間を造り出しているので、是非、現地にてご覧いただき、癒されください。
竹工房にも足を運び、竹細工に触れてみることもお勧めいたします。
竹の香りと、オシャレな作品に触れ、竹細工の魅力に存分に浸れること間違いなし!

有名な温泉もありますので、大分旅行計画されてみてはいかがでしょうか?
ゆっくり休めると思います。
自然に触れ、竹細工に触れ、有名な温泉を巡り癒される旅行を計画するのに、もってこいのイベント「竹楽(ちくらく)」是非、行ってみてください♡

 

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