熊本県八代市で行われる「妙見祭」は◇ユネスコ無形文化遺産◇に登録された有名なお祭りです。2025年(令和7年)の開催日程は11月22日(土)、23日(日)で予定されています。もう間近です!!
九州三大祭りの一つでもあり、県外からも沢山の観光客がお祭りに足を運びます。
初めていく方にもわかりやすく、祭りの内容や、見どころ、歴史、アクセスの情報を紹介致します。参考にされてください。
八代「妙見祭」とは
「妙見祭」とは、熊本県の八代市に鎮座する八代神社(妙見宮)の秋の大祭のことをいいます。
「妙見祭」は、歴史的・文化的な価値があることから、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。そのことから、九州三大祭りの一つとして知られるようになり、多くの観客が祭りを一目見ようと会場に足を運びます。
23日に行われる、神幸行列(お上り)では、亀蛇(きだ)や獅子を始め40もの出し物が連なり練り歩きます。中々見れない風景!このお祭りは歴史が古く、一度は衰退したものの、約300年程前に現代の祭りの姿になったとされていて、現代までその伝統を変わらず守り続けているそうです。
11月22日(土)お下り・御夜(ごや)
11月23日(日)神幸行列(お上り)の2日間の日程で行われます。
塩屋八幡宮から八代神社にかけて、6㎞の道のりを1700人もの人が参加し練り歩きます。歴史を感じる風景です。
各出し物の紹介・演舞が見どころとなります。
桟敷席も用意されていますが、この時期になると、満席になっている可能性が高いです。
それでも、まだ、諦めてはいけません。
22日(土)に、一般観覧席の場所取りが可能な抽選会が行われます。
最大の見せ場となる、見どころのスポットで是非ご覧ください♡
とはいえど、一番の見どころスポットってどこ?他では見れる場所はないの?
そもそも、どういう演舞をするの?出し物の名前を聞いてもピンとこない!わからない!!という方も多いのではないでしょうか?
大丈夫です!これから、一緒に祭の知識を深めて参りましょう☆
日程
| 八代「妙見祭」 2025 | |
| 日程 | 2025年11月22日(土)・23日(日)
|
| 場所 | 熊本県八代市本町周辺 |
| MAP | |
| 主催 | 八代妙見祭保存振興会 |
| 問合せ | 070-5819-8246 (八代妙見祭保存振興会事務取次 八代市文化振興課) |
「お下り・御夜(ごや)」 22日(土)
22日(土)に開催される「お下り・御夜(ごや)」とは、どのような行事なのか・・・
神輿に乗った神様が、本宮から御旅所へ移動されることを言います。
☆御夜(ごや)とは☆
前夜祭のことを言います。
お下りスケジュール
◎時間 14:00~17:00頃
八代神社出発 14:00 ⇒ 本町アーケード通過 16:30頃 ⇒ 御旅所(塩屋八幡宮)着 17:00頃
御夜(ごや)
◎時間 16:30~20:30
◎内容
- 傘鉾・亀蛇・獅子などの展示
- 獅子打ち込み
- 傘鉾御朱印めぐり
- 秀岳館高校「雅太鼓」
- 妙見座(フードコート)
- 伝統芸能フェスティバル 「石見神楽」「山鹿灯籠踊り」
本町アーケード沿いの各場所に出し物の展示がされていますので、近くでご覧いただける絶好のチャンスです!!ゆっくりご覧いただけます。
途中、妙見座というフードコートも特設されています。
また、「1丁目がらっぱ広場」と「2丁目イベント広場」では、様々なイベントが開催されます。詳しくは、公式ホームページをご覧ください。
旅行で来られる方は、是非、御夜(ごや)からお楽しみください。
間近でゆっくりご覧いただけます。
「神幸行列(お上り)」 23日(日)
◇神幸行列の巡行時間は7:30~16:30頃を予定されています。
出発地の塩屋八幡宮を含め巡行しながら、各6ヵ所で出し物の紹介や、演舞の披露があります。
追っかけのように移動しながら、見て回るのも良し、時間の都合などで限られた時間に会場に向かわれる方は、ピンポイントで会場に向かわなければ、「あ~見逃してしまった」ということもあるでしょう。
そのようなことがないように、見どころのオススメの場所、時間帯と出し物の紹介・演舞の内容は後程ご紹介しますので、引き続きお読みください♡
例祭のお上りは、一年で最も重要な行事で、神様を迎えるための神幸行列のことを示します。「上り」とは、神様が地上に降りてくることです。目印となる「招代(おぎしろ)」を掲げ、出し物で賑やかに祭を盛り上げます。
例祭とは、神社が年間の行事で一番大切にされている行事です。
一年を通し、五穀豊穣や家内安全、無病息災などの様々な願いを祈願をしますが、その願いの成就に神様に感謝を表すもので、盛大に行われます。
他にも、地域の人々の絆を強めたり、伝統文化を継承することや、豊な人間性を育むなど、沢山の意味が集約されています。
伝統文化の継承という部分では、「神幸行列」は40もの出し物を披露し、江戸時代にタイムスリップしたかのように、忠実に再現されているところが、すばらしい祭りだということを表しています。
ということで、40の出し物をご紹介させていただきますね。
神幸行列 40の出し物紹介
| 出し物 | 役目 | 出し物 | 役目 |
| ①獅子 (しし) | 行列の先頭を清めて、神輿を守る護衛の役割。 | ㉑弓矢 (ゆみや) | 流鏑馬に用いる役目 |
| ②花奴 (はなやっこ) | 主人の行列に槍や笠箱などの供え物を持って従い、威厳を示す役割 | ㉒対の槍 (ついのやり) | 毛槍の出し物の一部。警護と威厳を示す役割 |
| ③木馬 (きんま) | 祭りを祝うための、奉納品 | ㉓御太刀 (おんたち) | 行列の後半に、重要となる神輿や笠鉾の前を先立って道を清めながら進む役目。威厳を示す役割。 |
| ④鉄砲 (てっぽう) | 行列の警護をする役目 | ㉔神輿 (みこし) | 神様が乗った御神輿 |
| ⑤毛槍 (けやり) | 行列の先導役・祭りを盛り上げる役目 | ㉕長刀 (なぎなた) | 先導役 |
| ⑥白和幣 (しらにぎて) | 行列に華やかさを添える役目 | ㉖紫さしは (むらさきさしは) |
道の穢れを祓い清める先導役 |
| ⑦籠 (かご) | 江戸時代には、妙見宮の隣にあった神宮寺の高僧が乗って、行列に参加していました。現在は稚児が乗るのが習わしとなっています。 | ㉗管さしは (すげさしは) |
傘鉾の運行に関わる役割 |
| ⑧笠鉾 菊慈童 (きくじどう) |
旧城下町の「宮之町」から出される。「枕慈童」に登場する少年を表現されている。神社の繁栄・不老長寿を願うもの | ㉘立傘 (たてがさ) | 傘鉾の一部で、城主の雨傘の役目 |
| ⑨神馬 (しんめ) | 神様の為の馬・神様が乗る馬 | ㉙斎主 (さいしゅ) | 祭りの中心的な役割。神官が担う。 |
| ⑩神馬奉行 (しんめぶぎょう) |
神馬の警護の役目 | ㉚笠鉾 本蝶燕 (ほんちょうかぶ) |
旧城下町の「本町」から出される。 |
| ⑪甲冑武著 (かっちゅうむしゃ) |
「武者行列」歴史的な格式を表現し、祭りを華やかに盛り上げる役目 | ㉛笠鉾 蘇鉄(そてつ) | 旧城下町の「二之町」から出される。 |
| ⑫大麻 (おおぬさ) | 神様を祭る儀式でお祓いに使われる祭具のことをいいます。 | ㉜笠鉾 西王母 (せいおうぼ) |
旧城下町の「新町」から出される。飾り物の一つとして、西王母が表現されている。 |
| ⑬大太鼓 (おおだいこ) | 獅子舞でリズムを指示し、獅子を先導する役目 | ㉝笠鉾 猩々 (しょうじょう) |
旧城下町の「紺屋町」から出される。 酒壷を持った猩々人形が表現されている。 |
| ⑭神官 (しんかん) | 神事の執行と神輿渡御を司る役目 | ㉞笠鉾 蜜柑(みかん) | 旧城下町の「中島町」から出される。八代特産物の八代蜜柑が表現されている。 |
| ⑮阿須波神(あすはのかみ) | 道中の邪気を祓い清める先導役 | ㉟笠鉾 恵比須(えびす) | 旧城下町の「徳淵町・淵原町」(とくぶちまち・ふちわらまち)から出される。鯛に乗った恵比須様が表現されている。 |
| ⑯火王・水王・風王 (ひのおう・みずのおう・ かぜのおう) |
赤・緑・黒の天狗のお面で、翌年の天気を告げる | ㊱笠鉾 松 (まつ) | 旧城下町の「平河原町」から出される。松が表現されている。 |
| ⑰奏楽大太鼓 (そうがくおおだいこ) |
先導役、祭りの節目を告げる役目 | ㊲笠鉾 迦陵頻伽 (かりょうびんか) |
旧城下町の「塩屋町」から出される。 上半身は人、下半身は鳥の姿をした想像上の生き物の迦陵頻伽を表現している。 |
| ⑱奏楽 (そうがく) | 行列の進行を彩る役目 | ㊳流鏑馬(やぶさめ) | 神事としては、その年の武運長久や天下泰平、五穀豊穣を祈願する神聖な儀式。 伝統と格式を伝える役割。 |
| ⑲四神旗 (ししんき) | 道筋を清める先導役 | ㊴亀蛇(きだ) | 妙見神が海を渡るときに乗って来たとされる想像上の神獣です。亀と蛇が合体しています。クライマックスで河原を走らせ、盛り上げてくれます。 |
| ⑳紙幣 (しへい) | 神前に供える為の飾り物 | ㊵飾馬(かざりうま)(花馬) | 勇壮な馬追いをし、祭りを盛り上げます。 |
笠鉾とは・・・御神輿の行く手を清め、各町の歴史や伝統、繁栄を象徴するもので、華やかさで祭を盛り上げます。
9基の傘鉾、9の町から出されます。(宮之町、本町、二之町、新町、紺屋町、中島町、徳淵町、平河原町、塩屋町)
だいたいの内容がわかってきたでしょうか?
では、次は見どころのご紹介です!!
見どころ・スポット
- 塩屋八幡宮 オススメpickup!
- 桜十字ホールやつしろ オススメpickup!
- 八代駅前〈演舞〉 オススメpickup!
- 宮地小学校グラウンド
- 八代神社(妙見宮)
- 砥崎河原(とさきのかわら)〈演舞〉 ☆一番のオススメpickup!!!
| 場所 | 時間 | 内容 |
| 塩屋八幡宮 | 07:30~08:30 | 07:30 行列出発 |
| 櫻十字ホールやつしろ | 08:30~10:30 | 08:30 行列の先頭が到着(行列順に演舞) 09:20 亀蛇・飾馬の演舞 |
| 八代駅前
☆二番目の見どころ!!☆ |
09:00~11:30 | 09:00 子供獅子・子供奴 09:30 行列順に演舞 10:15~11:30 亀蛇・飾馬の演舞 |
| ☆砥崎河原(とさきのかわら)☆ ☆一番の見どころ!!☆ |
12:30~17:00 | 11:30 木馬~籠・花奴 12:30 獅子舞 13:10 笠鉾 菊慈童 (以下行列順に紹介・演舞) 14:00 亀蛇 14:20~16:30予定 飾馬 |
◎宮地小学校グラウンド (総合案内所・実施本部)
11:00~ 傘鉾・亀蛇の展示
◎八代神社
11:00 神輿到着
11:15~12:00 獅子舞
砥崎河原の桟敷席の取り方
内容: 前列36,000円・後列32,000円
販売日時:2025年10月1日(水)9:00~
販売場所:お祭りでんでん館(開館時間 9:00~17:00 入館16:30まで)
購入方法:お祭りでんでん館展示棟臨時窓口での購入・電話での申し込み受付
※電話での受付開始は2025年10月1日(水)13:00~
080-7797-3346 ※売り切れ次第終了になるのでお早めに!!
砥崎河原の一般観覧席 場所取りの仕方
開始日:11月22日
一般観覧席の場所:右岸階段部分
内容:事前の場所取り入場順の抽選を行う
理由:階段斜面での転落事故防止の為
妙見祭の歴史
約500年前の記録に神輿の神幸が行われていたという記録があるそうで、室町時代から江戸時代初期には始まっていたと言われています。
約380年前の1632年に、熊本城の城主となった細川忠利の父である細川三斎が八代に入城し、祭りの原型を作ったそうです。妙見宮の神器(じんぎ)に細川家の家紋と同じ紋があったことから「不思議な因縁」がるということから神輿や神馬を奉納したのが、この祭りの始まりとされています。
それから、妙見信仰に基づいて八代城下の人々により、獅子や笠鉾などの出し物が加わっていき、賑やかなお祭りへと発展していきました。
元禄時代には、長崎の「おくんち祭」から獅子舞が取り入れられたそうです。
「おくんち祭」についてはこちら↓↓

昭和・平成の時代になると、更に古い絵巻を参考にして、木馬や鉄砲隊、手槍隊が復元されています。
2014年には、「八代妙見祭の神幸行事」として国指定重要無形民俗文化財に指定されました。
アクセス・駐車場・シャトルバス
アクセス
最寄り駅は、JR新八代駅になります。
うまく公共交通機関を利用し、JR新八代駅を目指してお越しください。
県外各地から来られる方はこちらが参考になります。
https://myouken.com
シャトルバス・臨時駐車場
《シャトルバス運行経路》
「JR新八代」⇔「県八代総合庁舎」⇔「参道入口バス停(上下線)」⇔「球磨川河川敷緑地」
《シャトルバス運行時間》
8:00~18:00(閉鎖)
《シャトルバス運賃》
往復500円
臨時駐車場
①球磨川河川緑地 500台(無料)
②県八代総合庁舎 200台(無料)
③JAやつしろ 100台(無料)
④食肉センター跡地 400台(有料)1台1,500円
交通規制
11月23日(日)の交通規制です。
●塩屋八幡宮付近 6:30~9:00頃
●本町一丁目付近 8:00~10:00頃
●大手町~八代駅前付近 8:30~12:00頃
●宮地付近 9:00~21:00(一部は18:00)
※詳細は正確な情報をお伝えする為、公式ホームページを参照にしました。
まとめ
八代妙見祭をご紹介させていただきました。
神様をお迎えし、盛大に行われるお祭りの内容でした。
砥崎河原(とさきのかわら)の演舞は一通りの盛り上がる出し物をご覧いただけるので、オススメです。
他県から来る方は、最後の締めくくりとなる飾馬の演舞など珍しいので、ハラハラドキドキしながら楽しめると思います。
実は、筆者は熊本県出身なのですよ!馬が大好きです♡
お茶目な馬、元気が良すぎる馬などがいて盛り上がるんですよ!!馬を操る男の人は、危険ですが、しっかりと訓練されています。でも、かなりの体力が必要!颯爽と走る馬はとてもカッコイイですよ!!
是非、妙見祭一度行ってみてください♡






コメント