【2026年】熊本・藤崎八幡宮秋季例大祭の日程と変更点|馬追い・飾馬奉納・飾卸中止も、復興の祈りをのせて開催

イベント

熊本の街に秋の訪れを告げる最大級の行事、「藤崎八幡宮秋季例大祭」。一千年以上の歴史を誇り、肥後熊本の伝統と人々の情熱を今に伝えるこの例大祭は、まさに熊本県民の「心」そのものです。2026年の今年も9月13日(日)~21日(月・祝日)の期間で、熊本の人々の熱き情熱と復興への祈りをのせて開催されます。

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藤崎八幡宮秋季例大祭2026年の開催日程と変更点(中止行事について)

今年度の主な開催概要と、例年からの主な変更点は以下の通りです。
2026年の内容では、7月に起きた地震の影響により、「神幸行列(馬追い)」、「飾馬奉納・飾卸」の中止が発表されました。

開催時期 2026年9月13日(日)〜 9月21日(月・祝)
開催場所 藤崎八旛宮(熊本市中央区井川淵町)境内および周辺地域
実施される行事 伝統神事、祈祷、肥後大神楽・舞踊等の奉納行事など
今年中止・変更となる行事 神幸行列(随兵行列)、飾卸(かざりおろし)、飾馬奉納(かざりうまほうのう)、馬追い(※参道等の露店・屋台についても、安全確保や混雑防止のため規模縮小または中止となる場合があるそうです。)

藤崎八幡宮秋季例大祭2026 期間中の詳細スケジュール

日時 時間 行事・奉納内容 詳細・見どころ
9/13(日)
第一日祭
10:00〜
11:00〜
14:00~
15:00〜
第一日祭
獅子飾卸
奉納舞踊
肥後大神楽
・例大祭の開幕神事
・熊本市文化財「新町獅子」演舞
・藤間珖巳 社中 / 本宮 能楽殿
・能楽殿での神楽奉納
9/14(月)
第二日祭
10:00〜
11:00〜
第二日祭
奉納献茶祭
・地域の平穏を祈願
・肥後古流による献茶式
9/15(火) 10:00〜 献幣祭 ・神前へ奉納物を献上
9/19(土) 午後 奉納挿花
・廻廊での生け花展示
9/20(日)
本祭
終日 奉納挿花
※馬追い等は中止
・廻廊での生け花展示

※スケジュールは、変更になる場合もあります。藤崎八幡宮ホームページより随時確認しましょう。
※一般参拝・祈祷も受付されているようです。祭神事が執り行われている時間帯はできないそうなので、直接問い合わせることをおすすめします。

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藤崎八幡宮秋季例大祭とは?一千年の歴史と熊本の心

藤崎八幡宮秋季例大祭は、熊本市中央区に鎮座する熊本総鎮守「藤崎八旛宮」で執り行われる、年間を通して最も重要かつ大規模な神事です。その始まりは遠く平安時代、承平7年(935年)に遡ります。朱雀天皇の命によって京都の石清水八幡宮から迎え祀られ、一千年以上の歴史を数えます。

このお祭りは、熊本の大地がもたらす一年の豊かな実りに感謝し、地域社会の平安、国家の安寧、そして人々の健やかな暮らしを祈願する秋の収穫祭・例大祭として受け継がれてきました。加藤清正公や細川家の時代を経ても城下町熊本の繁栄とともに大切に守られ、現代に至るまで熊本市民・県民にとってなくてはならない「心の拠り所」として深く愛され続けています。

例年であれば、市内各地域や企業、有志によって構成される「奉納団体」が結成され、老若男女、世代を超えた人々が一つになって作り上げます。この行事は、まさに熊本のエネルギー、団結力、そして不屈の精神を象徴する最大の風物詩と言えます。

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例年の豪快な盛り上がりと本来の魅力

本来の藤崎八幡宮秋季例大祭は、数日間にわたり街全体が熱気に包まれる非常にダイナミックなお祭りです。例年執り行われている主な伝統行事の魅力をご紹介します。

飾卸(かざりおろし):本祭の前日に行われる「飾卸」は、本祭への期待感を一気に高める前夜祭のような行事です。見事な装飾で彩られた馬と、華やかな衣装に身を包んだ勢子(せこ)たちが、神社やゆかりのある場所を巡って挨拶回りをします。街のあちこちから太鼓やラッパの音が聞こえ始め、熊本全体がお祭りモードへと突入します。

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私も熊本の出身。毎年このお祭りを楽しみにしていました。母校の高校も奉仕団体として参加していたので、学校のロータリーに飾り馬と勢子(せこ)達がきて披露されていたのを覚えています。

神幸行列(随兵行列)と飾馬奉納・馬追い:お祭りのクライマックスであり、最大のハイライトが本祭の「神幸行列」と「飾馬奉納(馬追い)」です。神様の乗り物である三基の御神輿を中心とする厳かな武者行列の後に、数十団体にも及ぶ奉納団体と飾り馬の行列が続きます。「ドーカイ、ドーカイ!」という豪快で威勢の良い掛け声、響き渡る太鼓や鐘、ラッパの音色に合わせて勢子たちが舞い、力強い馬とともに街を練り歩く姿は圧巻です。この音色は、熊本の人々にとって「秋の訪れ」を実感させ、体の底からエネルギーが湧き上がる特別なものとして受け継がれてきました。

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神幸行列には獅子舞もいて、子供の頃は、いつも獅子舞に頭を食わされていたので、獅子舞が近づいてきたら逃げていたな!(笑)
懐かしいです。

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祭り期間中は、街中の至る所でラッパと太鼓、掛け声で祭ムード一色になります。この音を聞くと、熊本県民!熊本の誇り!熊本サイコー!と思います。誰でも気持ちが高ぶる音です。他県に移住してからも、このお祭りは誇り♡お馬さんのお祭りだよ!と紹介していました。
そして、馬さんが大好きで。なので、日本のお祭りでもお馬さんの神事などは興奮しちゃいます。このお祭りのせいです!(笑)

このように、静かに歩くときもあれば・・・

このように、興奮しちゃって暴れる馬もいます。(笑)
少し暴れた方が、観客も盛り上がります!!

昔は、馬にお酒を飲ませていたということも聞いたことがあります。
現在はそういうことはしません!

馬追いの参加団体は、近年では60団体ほど。私は、いつも、飾り馬をみて、あの馬「かわいいなぁ~」とか「かっこいいなぁ~」て次から次にくる団体を楽しみに見ていました。飾り馬と言われて、馬具や装飾品で華やかに飾り立てられた馬なのでとても美しいのです。たてがみを編み込んでるお馬さんもいます!おしゃれな馬さん達です。

是非、興味がある人は来年を楽しみにしてください。
絶対に熊本が好きになりますよ!!

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2026年7月地震からの復興と「行事中止」に込められた強い想い

2026年7月、熊本を再び襲った大きな地震。度重なる試練により今なお多くの方が傷つき、復興に向けた厳しい日々を送られています。そうした中で迎える今年の例大祭では、関係者の苦渋の決断により、「馬追い」「飾馬奉納」「飾卸」などすべての練り歩き行事の中止が決定されました。

「こんな時だからこそ、馬追いの熱気で熊本を元気づけたかった」という熱い想いは、熊本を愛する誰もが胸の奥に抱いています。しかし、地震によってダメージを受けた街の安全を確実に守り、被災された方々の生活再建や地域の復旧に配慮することこそが、今もっとも優先すべき道です。

今年の中止は単なる自粛ではありません。「大切な命と熊本の未来を守り抜き、来年こそ絶対に全員で笑ってお祭りを迎える」という、関係者と熊本の人々の力強い覚悟と前向きな思いが込められた誠実な選択なのです。

2026年の見どころと境内の楽しみ方・鑑賞案内

豪快な馬追いはお休みとなりますが、今年は「祈りの原点」と「伝統文化の本質」にじっくりと向き合うことができる特別な一年です。賑やかな行事の陰に隠れがちだった、藤崎八旛宮の厳かな神事や肥後熊本が誇る伝統芸能の魅力を詳しく解説します。

① 歴史と格式を感じる伝統神事と奉納芸能

境内では、熊本の文化財や伝統技術を間近に鑑賞できる貴重な機会が用意されています。

肥後大神楽(ひごおおかぐら)の奉納演舞:9月13日午後3時より能楽殿等で執り行われる「肥後大神楽」は、肥後神楽保存会によって継承されてきた伝統ある神事です。神々への感謝と災厄祓いの祈りを込めた舞は、静けさの中に力強い気迫が満ちており、観る者の心を清めてくれます。どなたでも自由にご鑑賞いただけます。

熊本市無形民俗文化財「新町獅子(しんまちじし)」:13日午前11時より奉納される「新町獅子」は、城下町熊本の粋を今に伝える貴重な民俗文化財です。独特の躍動感あふれる獅子の舞は、悪霊を祓い、地域の無病息災と復興を願う勇ましさに溢れています。

能楽殿での奉納舞踊:13日午後2時からは、境内の能楽殿にて格式高い「奉納舞踊」が披露されます。能楽殿で舞われる伝統舞踊は幽玄そのものであり、熊本の秋の情緒をたっぷりと味わうことができます。

廻廊を彩る「奉納挿花(生け花)」:19日〜20日にかけて、境内を囲む廻廊(かいろう)には熊本いけばな芸術協会による豪華な生け花がずらりと展示されます。歴史ある神社建築と凛とした生け花の美しさが融合し、境内を散策する参拝者へ静かな癒やしと潤いを与えてくれます。

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② 心を込めた一般参拝と復興祈願のご祈祷

例大祭期間中も、境内での一般的な参拝や個人・団体向けのご祈祷は通常通り受け付けられています。

本殿での一般参拝:開門時間内であれば、どなたでも本殿前で参拝(二礼二拍手一礼)が可能です。例大祭ならではの引き締まった空気の中で、日頃の感謝やご家族の健康、そして7月地震からの熊本の早期復興を静かに祈願することができます。

復興祈願・家内安全のご祈祷:個人や企業・団体向けのご祈祷も、社務所にて随時受け付けられています。神事が執り行われている時間帯はご案内が前後する場合がございますので、お時間に余裕を持ってお出かけください。

③ 露店(屋台)の出店状況について

お祭りのもう一つの楽しみである参道周辺の露店・屋台ですが、2026年度については、地震後の周辺環境の安全確保や混雑防止、衛生管理を最優先とするため、規模縮小または中止となる可能性がございます。

例年のような大規模な露店街とは異なる可能性が高いため、お買いものや食べ歩き目的ではなく、境内での参拝や神事鑑賞を中心にゆったりとした気持ちでお出かけされることをおすすめいたします。

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 参拝にあたっての配慮とマナー

今年度の藤崎八幡宮秋季例大祭を参拝される皆様が、安全に、そして気持ちよく過ごすための大切なマナーです。

静寂と礼節を大切に:今年は静かに祈りを捧げる神事や伝統芸能の奉納がメインとなります。神事の最中はフラッシュ撮影や大声での会話を避け、進行の妨げとならないよう温かい拍手と静かな心で鑑賞しましょう。

混雑時の安全への配慮:境内や参道周辺では、安全維持のため入場制限や歩行ルートの制限が行われる場合があります。警備員や神社スタッフの指示に従い、お互いに譲り合いの心を持ってスムーズな移動にご協力ください。

近隣地域への配慮:住宅街や周辺道路への違法駐車、ゴミの放置は絶対にやめてください。参拝者一人ひとりの優しい気配りが、熊本の誇りある伝統行事を未来へ守り抜く力になります。

熊本の未来へ、そして来年へ繋ぐ熱い想い

度重なる地震という大きな試練の中に置かれても、熊本の人々の心に灯る情熱の火は絶対に消えることはありません。藤崎八幡宮秋季例大祭は、時代がどのように変わろうとも、どんな形であっても、熊本の人々に勇気と復興への希望を与える「心のともしび」です。

飾馬の豪快な練り歩きや掛け声が熊本城下に響き渡る熱狂の風景は、私たちにとってかけがえのない宝物です。しかし、形を静かな神事へと変えてでも伝統の灯を絶やさず、未来を見据えて真摯に祈りを捧げる今年の一歩こそが、傷ついた熊本を根底から支え、明るい未来を確実に引き寄せる大きな原動力となります。

今年無事に神事・例大祭が執り行われる喜びをみんなで分かち合い、さらに活気あふれる本来の姿を取り戻す「来年のお祭り」へ向けて、熱い希望のバトンをしっかりと繋いでいきましょう。熊本の誇りと思いは、これからも決して絶えることなく、次の世代へと受け継がれていきます。

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