上越まつり 2025 日程・見どころ・花火大会やアクセス情報紹介

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今年で50回目を迎える、新潟県上越市の高田・直江津(なおえつ)地区で行われる「上越まつり」は二拠点を結ぶ珍しい内容のお祭りです。

高田地区と直江津地区で祇園祭が行われ、各地区で様々な行事が執り行われ、なかでも、直江津地区で行われる大花火大会は毎年10万人が訪れる人気のお祭りです。

2017年には新潟県無形民俗文化財に指定され、400年続く伝統あるお祭りです。

祭りの概要や、見どころ、花火大会の内容など、知らない方に向けてわかりやすく紹介させていただきます。

上越まつり とは

毎年7月に行われるお祭りで、新潟県上越市の高田地区と直江津(なおえつ)地区の祇園祭を合わせたお祭りを「上越まつり」といいます。平安時代から始まったとされ、400年の歴史があり、国家安全や家運長久を願い行われています。

今年は7月23日(水)~7月29日(火)の7日間で開催され、前半は高田地区、後半を直江津地区にて、様々な催しが行われます。

見どころは、高田市内で行われる神輿渡御と、26日に直江津地区で行われる大花火大会です。毎年10万人が来場するこの花火大会は、約5000発の花火が打ち上げられます。スターマインやナイアガラ、水中花火、尺玉などの素晴らしい演出で観客を沸かせ、中でもワイドスターマインやフィナーレの大スターマインは、締めくくるのにふさわしい豪華さです。

直江津の八坂神社にて、御神体を乗せ、神輿は高田地区と直江津地区を巡行しますが、神様が直江津におかえりになり、直江津の祇園祭が執り行われ、最後は「御饌米奉納」の神事があり、幕を閉じます。

開催日程

上越まつり 2025
日程 2025年7月23日(水)~7月29日(火)
場所
  • 高田地区:上越市本町・高田駅周辺
  • 直江津地区:直江津駅周辺・八坂神社・関川河口
MAP  

《高田地区》上越市本町

 

《直江津地区》直江津駅周辺

主催 (公社)上越観光コンベンション協会
問合せ 025-543-2777

7月23日(水)~7月29日(火)の7日間で開催されます。

  • 前半:7月23日(水)~7月26日(土) 高田地区  高田祇園祭
  • 後半:7月26日(土)~7月29日(火) 直江津地区 直江津祇園祭(屋台巡行あり)

7日間のスケジュール

7月23日:発輿祭、前夜祭、慶祝花火打ち上げ[高田地区]
7月24日:祇園神輿渡御、お祭り広場、勇壮祇園神輿宮入り[高田地区]
7月25日:中日祭、大民踊流し[高田地区]
7月26日:祇園神輿渡御祭、神輿奉送、神輿川下り、大花火大会[高田地区・直江津地区]
7月27日:祇園神輿渡御、御旅所還御祭[直江津地区]
7月28日:直江津大民踊流し、御神輿御本殿還御祭[直江津地区]
7月29日:御饌米奉納[直江津地区]

引用:https://media.jreast.co.jp

直江津祇園祭では、直江津地区19町内から屋台が出て巡行します。高田から船で運ばれてくる神輿をお迎えするので、舟形が多いのが特徴です。

フィナーレを飾る「御饌米奉納」では、19町内の屋台が八坂神社に集合し、若い衆が米俵を担いで参道を駆け抜けて、本殿に奉納します。

屋台が並ぶ様子も、とても豪華です。

見どころ

このお祭りの見どころは、高田地区、直江津地区それぞれで行われる神輿渡御大民踊流し神輿の川下り、そして、直江津で行われる山車(屋台)巡行と「上越まつり大花火大会」です。

神輿の川下り

引用:https://www.google.com

この神事は珍しい行事です。

なぜ神輿を乗せ川下りをするのか?

それは、神様を乗せた神輿を川を渡らせることで清めて、豊作と家内安全を願うものらしく、また、地域が一体となって結束を強めるという意味を持つものだからです。

「大民踊流し」も、地域住民が一体となり祭りを盛り上げ、またこれを機に交流をふかめる場として、それぞれの地区で地域に根付いた伝統の踊りを皆で披露します。

参加型のお祭りで、地域住民の一体感を大切にしていることがわかりますね。

人も大勢集中し、とても賑わうイベントです。高田地区、直江津地区それぞれの伝統の違いや良さを感じ取れる内容で面白いと思います。

上越まつり大花火大会について

メインイベントとなる大花火大会は、毎年10万人以上の観客で最も賑わいます。

スターマイン、ナイアガラ、水中花火、尺玉など約5000発が打ち上げられます。

中でも、関川河口両岸から打ち上げられる、空海中ワイドスターマインが盛り上がりを見せます。神輿が荒川橋に到着するタイミングで花火がクライマックスを迎えるとのことで、神様を迎えるのにふさわしい、賑やかな風景です。

日時 2025年7月26日(土) 20:00~20:50(終了予定)
問合せ
直江津祇園祭協賛会事務局(上越商工会議所内) 025-543-2777
駐車場関川河口付近 約400台収容可能(無料)予定
有料観覧席2000円
雨天時:翌日か7月30日に順延

祭りの歴史

1610年に福島城(直江津)の主となった松平忠輝(まつだいらただてる)公が、1614年に高田城を築城しました。この時に、八坂神社だけが移転を留まり、高田での朱印地を辞退しその代わりに高田で祇園祭を行うようになりました。これをきっかけに二拠点を巡る珍しい祭りが始まったとされます。

朱印地・・・朱印状により領有を認められた寺社領のこと

400年という長い歴史があり、国家安全・家運長久を願うお祭りとして、現在まで継承されてきました。

お祭りは、歴史を知り、開催される意味を知っていると更に楽しめると思います。

祭りに行く前に、歴史に触れてみるのもいいですよ!

さらに、上越市は今年が節目の年となるようで現在注目されています。

2025年「上越アニバーサリー」の記念の年

2025年は上越市にとって記念の年、様々なイベントが実施されます。

・北陸新幹線「上越妙高駅」開業10周年
・「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録
・高田城址公園観桜会 100回目
・上越市合併20周年
・非核平和友好都市宣言30周年
第50回 上越まつり
・謙信公祭 第100回
・「日本近代郵便の父」といわれる 前島密(まえじまひそか)生誕190年
・越後・謙信SAKEまつり 第20回

アクセス・駐車場情報

アクセス

高田地区 えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン 「高田駅」下車 徒歩5分
直江津地区 JR信越本線 えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 「直江津駅」下車 徒歩5分
花火大会会場(直江津) えちごトキめき鉄道「直江津駅」から徒歩10分

駐車場

高田地区と直江津地区で開催される為、駐車場情報が異なります。

《高田地区》

  • 高田城址公園周辺に有料駐車場有り
  • 関川中央橋右岸、上越南消防署、上越モール、新潟県立看護大学、上越総合運動公園、上越高田IC、上越市役所、寺町駐車場の臨時の駐車場として利用可能

《直江津地区》

  • 上越まつり大花火大会の開催にあたり、関川河口河川敷に400台収容できる無料の駐車場を設ける予定(7月26日のみ)

交通規制

2025年の情報は、まだ発表されていません。(6月26日時点)

まとめ

「上越まつり」について紹介させていただきました。

特徴のあるお祭りでとても興味のあるお祭りでした。

上越アニバーサリーイヤーということで、今年は注目される上越市。

是非、行ってみてください。

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